2012

 

2009年公開のSFスリラー映画。「2012年に人類が滅亡する」というマヤ終末説を題材としている。監督は「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督である。

公開当時、終末説は日本を含め世界中で話題となっていた。ノストラダムスの大予言が話題となったあたりから、この手の終末説はなにかと騒がれるようになっていた。惑星直列が原因といわれていたため、NASAに問い合わせが毎日のようにきていたといわれている。

どうせ滅亡するのだからと自殺する者があらわれたり、精神を病んでしまうものがでるなど社会現象にまでなった。

ちなみに、このマヤ終末説はうるう年を考慮して計算しなおすと、実は2015年9月3日だったという。ただ、みなさんもご存じの通り2012年にも2015年にも人類は滅亡しなかった。

言葉は悪いがある意味流行となっていた終末説を題材にした映画ということと、「デイ・アフター・トゥモロー」で人気監督となったローランド・エメリッヒの作品ということでかなりの好成績を収めている。

また、映像の迫力が評価され、放送映画批評家協会賞・視覚効果賞にノミネートされている。あまり聞かない賞だが、過去には「アバター」や「スター・トレック」が同賞を受賞している。

あらすじ

2009年、インドの科学者サトナムは、地球内部が加熱され流動化が進んでいることに気が付き、数年後に地球的規模の地殻変動により大破局が起きることを突き止める。

惑星直列が原因で太陽活動が活発化し、コロナが地球を蔽ったため、地球内部がプラズマで加熱されることで、マントルの流動性が増しマントルに浮いている大陸が沈んだり傾き、地殻大変動が起きると予想された。

引用:Wikipedia

終末を迎えた地球が崩壊していく中、主人公とその家族が必死に生き延びるというシンプルなストーリーとなっている。

ただし、この映画はローランド・エメリッヒ監督作品である。「科学的根拠は~」「ここでこの展開は~」などと思う方にはおすすめできない。ちなみに、「惑星直列が原因で太陽の活動が活発になる」という部分も科学的根拠はほぼないといえる。

「2012」はスペクタクル映画である。細かいことは気にせず、壮大な映像を楽しめる方におすすめできる映画である。キャスト費用は最小限にし、CGやセットにかなりの力を入れている。

そんな壮大な映像にスパイスとして盛り込まれている家族愛や人間ドラマ、さらにはちょっとした社会への皮肉めいたシーンを楽しむ映画である。

終末説を少し科学的に実現したらこうなるのではないかというような気持で観ていただけたら本作を楽しめるのではないだろうか。

キャスト・スタッフ

ジャクソン・カーティス:ジョン・キューザック

ケイト・カーティス:アマンダ・ピート

ノア・カーティス:リアム・ジェームズ

リリー・カーティス:モーガン・リリー

ゴードン・シルバーマン:トム・マッカーシー

ユーリ・カルポフ: ズラッコ・ブリッチ

タマラ:ベアトリス・ローゼン

アレク:アレキサンドレ・ハウスマン

オレグ:フィリップ・ハウスマン

サーシャ: ヨハン・アーブ

監督:ローランド・エメリッヒ

脚本:ローランド・エメリッヒ、ハラルド・クローサー

製作:マーク・ゴードン、ハラルド・クローサー、ラリー・フランコ

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