A.I. Artificial Intelligence

 
2001年に公開されたSF映画。監督はスティーブン・スピルバーグだが、元はスタンリー・キューブリック監督の企画だった。しかし、企画段階でキューブリック監督が死去したため、スピルバーグ監督に引き継がれた。

主演は「シックス・センス」で有名なハーレイ・ジョエル・オスメント。ヒット作に多数出演し、天才子役と言われていたが、飲酒運転や薬物所持で逮捕される。現在は俳優活動を再開し、「Mr.タスク」などに出演している。

キューブリック監督が1970年代に原作「スーパートイズ」を読み映画化を計画。1982年に正式に映像化の権利を取得する。その後、10年かけて脚本を執筆し、ジュラシックパークに出演した子役ジョゼフ・マゼロを起用して撮影を開始したが本撮影に入る前に話がなくなってしまう。

製作に時間がかかると子役も成長してしまうため、本物のロボットを使おうという話もでたといわれている。

そんな中、キューブリック監督が死去し、スピルバーグ監督が引き継ぐこととなる。キューブリック監督の脚本を尊重しつつ、スピルバーグ監督が手を加えていった。

紆余曲折し、ようやく完成した映画だが、アメリカでは全くヒットしなかった。哲学的な映画がアメリカでは受け入れられなかったようだ。

しかし、日本では「母とロボットの愛」をテーマに広告したことで、大ヒット映画となった。日本向けの宣伝の仕方をスピルバーグ監督が意識しだしたのは、このことがきっかけと言われている。

日本で大ヒットしたものの、2001年公開映画といえば、あの「千と千尋の神隠し」と同じ年である。そのため、2001年興行ランキングでは2位となっている。

あらすじ

地球温暖化が進んで一部の海に近い土地が沈み、妊娠・出産に厳しい許可制度がしかれ、人間の代わりに多くの資源を必要としないロボットが活躍する未来。

その時代に人間と同じ愛情を持つ少年型ロボットとして開発されたデイビッドは、彼を製作したロボット製造会社の社員、ヘンリーとその妻モニカの元へ試験的に送られる。

夫妻には不治の病を持つ息子のマーティンが居たが、現在は冷凍保存で眠っていて目覚める保証はなく、実質的に子供がいないのと同じだった。

引用:Wikipedia

ネタバレしてしまうので深くは書かないが、「人間を愛するロボット」というよりも、「人間を愛するロボットを愛せるか」というとても深いテーマである。

このストーリーや映像を2001年に作れたというのも評価されるべき点である。キャラ設定や時代設定、セリフなど映画全体を通して、人間について考えさせられる内容となっている。

本編時間約2時間30分とじっくり楽しめる映画となっているので、是非とも観ていただきたい映画の一つである。

キャスト・スタッフ

デイビッド:ハーレイ・ジョエル・オスメント

ジゴロ・ジョー:ジュード・ロウ

モニカ・スウィントン:フランセス・オコナー

ヘンリー・スウィントン:サム・ロバーズ

マーティン・スウィントン:ジェイク・トーマス

アレン・ホビー教授:ウィリアム・ハート

ジョンソン=ジョンソン卿:ブレンダン・グリーソン

テディ:ジャック・エンジェル

監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ

製作:スティーヴン・スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ、ボニー・カーティス

プロダクション:アンブリン、スタンリー・キューブリック

原作:ブライアン・オールディス「スーパートイズ」

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