オーケストラ!

2009年公開のフランス映画。日本での公開は翌年の2010年である。

フランス映画ということもあり、監督・出演者ともに日本では無名の方が多いが、公開当時から高評価を受け、劇場によっては立見席すら満員になるほどであった。

日本公開から数年経った現在でも、Amazonレビューなどでも高評価である。

邦題はオーケストラとなっているが、本作の内容は交響曲ではなく、協奏曲がテーマとなっている点に注意が必要。そんな違いを気にする人も少ないと思うが、念のため・・・。

あらすじ

かつてはボリショイ交響楽団の天才指揮者として知られていたアンドレイは、ある事件をきっかけに失脚した。今では、ボリショイ劇場で指揮者としてではなく、清掃員として働いていた。

たびたび問題を起こすアンドレイは、上司との関係が上手くいっていなかった。

今日もコンサートのリハーサルに忍び込み、上司から注意を受けていた。

命じられた通り、支配人室を清掃していると、一通のファックスが届いた。差出人はパリの劇場の支配人だった。

劇場の公演にキャンセルがでたので、ボリショイ交響楽団に正式にオファーしたいという内容だった。

アンドレイは音楽業界へ復帰するチャンスと思い、そのファックスを盗み出しボリショイ交響楽団になりすまして、オファーを受ける計画を立てた。

かつての楽団の仲間たちを集め、パリ劇場での公演に向けて準備し始めた。

笑いあり、感動ありのストーリーで、ラストのコンサートシーンですべての謎がとけてスッキリ終わる非常に面白い作品である。

スターと呼ばれる俳優女優は出演していないと、どうしてもB級感がでてしまうが、本作ではそのようなことは全くなく、それぞれがはまり役で名演技をしている。

フランスのアカデミー賞と言われているセザール賞に監督賞を含めた6部門にノミネートし、音楽賞と音響賞の2部門を受賞している。

ラストのチャイコフスキーヴァイオリン協奏曲の演奏シーンはクラシック好き以外の方も感動できるだろう。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
アンドレイ・フィリポフ アレクセイ・グシュコブ
アンヌ=マリー・ジャケ メラニー・ロラン
オリヴィエ・デュプレシス フランソワ・ベルレアン
ギレーヌ・ドゥ・ラ・リヴィエール ミュウ=ミュウ
サーシャ・グロスマン ドミトリー・ナザロフ
イヴァン・ガヴリーロフ ヴァレリー・バリノフ
イリーナ・フィリポヴナ アンナ・カメンコヴァ
ジャン=ポール・カレル リオネル・アベランスキ
ヴィクトール・ヴィキッチ アレクサンドル・コミサロフ
監督 ラデュ・ミヘイレアニュ
脚本 ラデュ・ミヘイレアニュ
アラン=ミシェル・ブラン
マシュー・ロビンス
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