ドラゴン・タトゥーの女

2011年に公開されたミステリー映画。2009年に公開された映画「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」をハリウッド映画としてリメイクしたものである。

監督は「セブン」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」などのデヴィッド・フィンチャー監督である。

主演はダニエル・クレイグ。「007 カジノ・ロワイヤル」から「007 スペクター」の6代目ジェームズ・ボンドを演じ、世界で名を知られるハリウッドスターとなった。

その演技も「ショーン・コネリー以来の最高のボンド」と評されている。

もう一人の主演はルーニー・マーラ。2008年に「Dream Boy」で映画デビューし、2010年の「ソーシャル・ネットワーク」で演技が注目されるようになった。

本作でも演技が評価され、アカデミー賞やゴールデングローブ賞女優賞にノミネートしている。

その後、2015年にケイト・ブランシェットとダブル主演となった「キャロル」では、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞する。

演技派俳優のダブル主演も本作の見どころの一つでもある。

あらすじ

ミカエルは大物実業家の武器密売など闇取引をスクープした。しかし、闇取引の情報は実業家が仕掛けた罠だった。

ミカエルは名誉棄損で訴えられ、敗訴してしまう。

意気消沈したミカエルに、財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲルの代理人から連絡が来る。

名誉棄損の裁判で敗訴して間もないため、会うことはできないと断るが、ヘンリックの代理人はとにかく会ってほしいと言う。

ミカエルは仕方なくヘンリックと会うことにする。

ヘンリックは裁判のことは気にしておらず、自分の評伝を書いてほしいと依頼してきた。その評伝を取材しながら、一族にまつわる事件の真相を調べてほしいと言うのだ。

ミカエルは断ろうとしたが、事件を解明したら、大物実業家の闇取引の証拠を渡すと言われ依頼を引き受けることにした。

一族にまつわる事件とは、40年前の少女失踪事件だった。ある日、忽然と姿を消した少女の行方、あるいは殺害されているのであれば犯人を捜してほしいというのだった。

ミカエルは少女失踪事件が起きた館に住み込み、事件の調査に取り掛かった。

当時の警察の捜査資料などを精査していくうちに、ヴァンゲル家にまつわる謎が浮かび上がってくる。

デヴィッド・フィンチャー監督作品ということで、一部バイオレンスな内容もあるので注意しましょう。

「キャロル」などとは全く違うルーニー・マーラの独特の雰囲気と、「007」とは全く違うダニエル・クレイグの演技が見事にかみ合った作品といえる。

本編時間約160分という長編ながらも、ストーリーにのめり込んでしまって、あっという間に観れてしまう映画である。

続編「火と戯れる女」もハリウッド版の公開が予定されているが、監督や主演の二人は続投しないとされている。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
ミカエル・ブルムクヴィスト ダニエル・クレイグ
リスベット・サランデル ルーニー・マーラ
ヘンリック・ヴァンゲル クリストファー・プラマー
マルティン・ヴァンゲル ステラン・スカルスガルド
ディルク・フルーデ スティーヴン・バーコフ
エリカ・ベルジェ ロビン・ライト
監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本 スティーヴン・ザイリアン
原作 スティーグ・ラーソン
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