ホビット 思いがけない冒険

 

2012年に公開されたファンタジー映画「ホビット」シリーズの1作目。本シリーズも全3部作となっている。

2001年から公開された「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの続編となる。続編ではあるが、時系列的には60年ほど前の話になる。主人公はフロド・バギンズの養父ビルボ・バギンズ。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでは語られなかった、ビルボの冒険が描かれている。

前シリーズは興行収入や映像技術、受賞数など映画史に残るものであった。そんなファンの期待を裏切らない作品となり、公開初日売上は前シリーズの「王の帰還」を上回り、12月公開作品として歴代最高初動売り上げを記録している。

「剣と魔法とドラゴン」という王道ファンタジーを、パワーアップした映像技術で見事に表現している。

あらすじ

ホビット庄の袋小路屋敷に魔法使いのガンダルフがやってきた。

彼は冒険好きで知られたトゥック翁の古い友人だった。彼の血筋を見抜いていたガンダルフはビルボを冒険へと誘う。しかし、「元来ホビット族は旅を好まず、平凡な日常を愛する種族だ」としてビルボは断った。

その夜、袋小路屋敷に12人のドワーフ族が訪れた。ガンダルフが彼らの集合場所にビルボの家を選んだのだ。困惑するビルボをよそに、ドワーフ達は宴会を始めて大騒ぎし、ガンダルフもこれに興じる。そして最後にもう一人、ドワーフ族の世継トーリンがやって来る。彼らは邪竜スマウグに支配されたはなれ山の下の国・エレボールの再建を目指しているのだった。ガンダルフは忍びの技と大きな勇気を持つものとしてビルボを14人目の仲間に選んだのだ。「見知らぬ土地で野垂れ死になんてごめんだ」と同行を拒否するビルボに、ガンダルフは「真の世界は本や地図ではなく、あの窓の外にあるのだ」と説得するが、頑として受け付けなかった。

しかし、一行が旅だった翌朝、急に寂しさがこみ上げ、彼の心に眠っていた冒険心が浮かび上がる。大急ぎでビルボは荷造りをし、一行を追って走り出した。

引用:Wikipedia

原作「ホビットの冒険」が「指輪物語」以前にすでに執筆されていたので、「ロード・オブ・ザ・リング」のストーリーや設定に全くの矛盾なく作られている。ちなみに、本作の主人公の一人「トーリン」の名前も前シリーズで出てくる。

前シリーズの中心となる「指輪」をどのようにしてビルボが手にするのかが本作の見どころ。前シリーズでは簡単なナレーションで語られるのみだったが、ゴラムと接触して一悶着ある。

ドラゴンに奪われた故郷を取り戻すために仲間をあつめて倒しに行く、という「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズと比べると、やや簡単なストーリーとなっているが、ボリュームは前シリーズと変わらない映画となっている。

本編時間がかなり長めの約2時間50分となっているが、飽きずに最後まで観れる映画である。

人物や国の名前など独特な単語が頻繁に出てくため、字幕版に慣れていない方は吹替え版を観ることをおすすめする。

キャスト・スタッフ

ビルボ・バギンズ:マーティン・フリーマン

ガンダルフ:イアン・マッケラン

トーリン・オーケンシールド:リチャード・アーミティッジ

ドワーリン:グレアム・マクタヴィッシュ

バーリン:ケン・ストット

キーリ:エイダン・ターナー

フィーリ:ディーン・オゴーマン

ドーリ:マーク・ハドロウ

ノーリ:ジェド・ブロフィー

オーリ:アダム・ブラウン

オイン:ジョン・カレン

グローイン:ピーター・ハンブルトン

ビフール:ウィリアム・キルシャー

ボフール:ジェームズ・ネスビット

ボンブール:スティーヴン・ハンター

監督:ピーター・ジャクソン

脚本:フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ピーター・ジャクソン、ギレルモ・デル・トロ

原作:J・R・R・トールキン「ホビットの冒険」

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