アイ,ロボット

 

2004年に公開されたSF映画。ニコラス・ケイジ主演の「ノウイング」で有名なアレックス・プロヤス監督作品である。

本作は脚本家のオリジナル脚本をアイザック・アシモフの短編集「われはロボット」の人作品のように練り直したものである。なので、「われはロボット」が原作というわけではない。

作中に登場するロボットメーカーの名前などアシモフ作品に登場する企業名が少し変更されて使用されている。

本作の主人公スプーナー刑事を演じるのはウィル・スミスである。出演作はどれも大ヒットを超えメガヒットとなり、「ドル箱俳優」とまで言われ、本作「アイ,ロボット」を含め、「メン・イン・ブラック2」から「ハンコック」までの8作連続で、全米初登場1位・興行収入1億ドル超えを達成している。

ウィル・スミスといえば、「メン・イン・ブラック」のようなコメディーな役柄と「アイ・アム・レジェンド」のようにシリアスな役柄を上手く演じれる俳優という印象がある。

本作では後者のシリアスなウィル・スミスを観ることができる。コメディーを欲している方には本作は向かないので要注意。

あらすじ

2035年のアメリカ。ロボット工学三原則を組み込まれたロボットは既に人間のサポート役として日常生活に溶け込んでいる。そしてシカゴに本社を構えるUSロボティクス社(U.S.R.)は、新たに開発した中枢コンピューター「ヴィキ」(VIKI)に随時アップデートを受ける、利便性の増した次世代家庭用ロボットNS-5(Nestor Class 5)型を出荷しようとしていた。

そんな折にロボット嫌いなスプーナー刑事の下に連絡が入る。ロボット工学の第一人者であり、スプーナーの恩人でもあるラニング博士がU.S.R.本社ビル内で死亡しているのが発見された。現場に残されていたホログラムプロジェクターにはスプーナーを呼ぶよう遺言が残されていた。

引用:Wikipedia

物語の舞台は2035年という近未来。しかし、とんでもなく技術が発達しているわけではなく、少しロボット工学が進んでいる程度であるため、さほど抵抗なく物語に溶け込めると思われる。

ウィル・スミスの演技や脚本、衣装、使用されているバイクなど未来っぽくない部分と、未来型アウディなどが上手く融合され、親しみやすい映画となっている。

ちなみに、ストーリーのキーワードとなる「ロボット工学三原則」というものがある。

1、ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

2、ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

3、ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

簡単に言い換えると安全・便利・長持ちとなる。

これは本作のオリジナル設定ではなく、アイザック・アシモフのSF小説に使われている設定であり、アシモフ作品に登場するロボットはこの原則に従っている。とはいえ、アシモフ自身がこの設定を作ったのではなく、作品を読んだ編集者がアシモフの描くロボットが3つの法則に従って行動していることに気づき、設定に加えられたといわれている。

この三原則はフィクションの世界にとどまらず、現実のロボット工学にも影響を与えている。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
デル・スプーナー刑事 ウィル・スミス
スーザン・カルヴィン博士 ブリジット・モイナハン
サニー アラン・テュディック
アルフレッド・ラニング博士 ジェームズ・クロムウェル
ローレンス・ロバートソン ブルース・グリーンウッド
祖母 エイドリアン・L・リカード
ジョン・バーギン警部補 シャイ・マクブライド
ヴィキ(V.I.K.I) フィオナ・ホーガン
ファーバー シャイア・ラブーフ
監督 アレックス・プロヤス
脚本 ジェフ・ヴィンター
アキヴァ・ゴールズマン
原案 ジェフ・ヴィンター
原典 アイザック・アシモフ「われはロボット」
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