麒麟の翼 劇場版・新参者

2012年に公開された日本のミステリー映画。東野圭吾の同タイトルの小説を原作としている。

2010年に放送されたドラマシリーズ「新参者」の劇場版であり、2011年にテレビスペシャルとして放送された「赤い指」の続編にあたる。

また、2014年には本作の続編として「眠りの森」が地上波で放送されている。ただし、続編ではあるが、時系列的には「新参者」よりも前の設定である。

「麒麟の翼」は、本作の主人公である加賀恭一郎が登場する小説シリーズ(加賀恭一郎シリーズ)の9作目にあたる。

東野圭吾のデビュー2作目である「卒業」から始まり、「祈りの幕が下りる時」の11作にも及ぶシリーズである。

東野圭吾の小説を原作とした映画は数多くあるが、正直なところ、役者の演技力不足や演出力不足で見るに堪えないものも多い。

しかし、本作は実力派俳優が起用されているので、映画として成功していると言えるだろう。

あらすじ

ある夜、一人の警官が日本橋付近を巡回していた。外国人の道案内を終えて、ふと麒麟の像に目をやると、ふらついた男が歩いていた。

時間的に見て酔っ払いかと思い近づくと、その男の胸にはナイフが刺さっていた。

すぐに救急車を呼び病院に搬送されたが、その男は搬送先の病院で死亡が確認された。

一方、八島冬樹は、公園の草むらで、同性相手である中原香織に電話をしていた。

冬樹の動揺した様子で、「取り返しのつかないことをしてしまった」と言う。その直後、警官の職質を受けた。

冬樹は職質を振り切り道路に飛び出したところで、走行していたトラックに接触し意識不明の重体となった。

日本橋署の刑事である加賀恭一郎は、麒麟の像での事件を聞き、現場に向かった。

東野圭吾の小説らしいストーリー展開で、終盤まで事件の本筋がはっきりせず、最後まで犯人は誰か推理しながら観れる。

東野圭吾ファンの方からすれば、実写映画自体が微妙なのだろうが、活字が苦手な方や、東野圭吾に興味を持ち始めた方におすすめしたい映画である。

ドラマシリーズの続編にあたるが、シリーズを観ていなくても、本作だけで十分楽しめる内容になっている。

もちろん、テレビシリーズを観ていた方が、より一層楽しめるが、気にしなくてもいいレベルである。

本作を観ておもしろいと思った方は、是非原作小説を読んでいただきたい。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
加賀恭一郎 阿部寛
松宮脩平 溝端淳平
青柳武明 中井貴一
青柳悠人 松坂桃李
八島冬樹 三浦貴大
中原香織 新垣結衣
糸川肇 劇団ひとり
青山亜美 黒木メイサ
清瀬弘毅 向井理
金森登紀子 田中麗奈
小林主任 松重豊
監督 土井裕泰
脚本 櫻井武晴
原作 東野圭吾
「麒麟の翼」
スポンサーリンク

映画を探す

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク