あと1センチの恋

2014年公開の恋愛ドラマ映画。イギリスとドイツの合作である。セシリア・アハーンの「愛は虹の向こうに」を原作としている。

イギリス・ドイツ映画ということで、日本公開当初は上映する劇場が少なかったが、立見席も満席になるほどのヒットとなり、急きょ上映劇場が増えたというエピソードがある。

主演は太眉がチャームポイントのリリー・コリンズ。2歳の頃から子役としてテレビドラマに出演し、10代になるとファッション雑誌のモデルなどマルチに活動していた。

2009年に「しあわせの隠れ場所」でサンドラ・ブロックが演じるレイ・アン・テューイの娘コリンズ・テューイ役に抜擢され注目を集めるようになり、2012年公開の「白雪姫と鏡の女王」で初主演を果たす。

本作では映画賞の受賞こそなかったが、主人公ロージー・ダンを演じ観客たちの注目を集めた。

あらすじ

ロジーとアレックスは5歳の時からの親友だった。

その仲の良さは、年を重ね高校に通うようになっても変わらず、良き理解者として将来の夢や恋愛の相談など、気兼ねなくできる関係だった。

ロジーが18歳の誕生日の夜のこと、飲みすぎたロジーを介抱するアレックスは、勢いでキスをしてしまう。

ロジーはそのまま倒れてしまい、翌日目を覚ますと誕生日の夜の記憶は一切残っていなかった。アレックスはロジーとの関係を考え、夜の出来事を話さずにいた。

ロジーとアレックスはこれまでと変わらず付き合っていた。ある日、アレックスはロジーに故郷を出て、ボストンへ行き大学に通おうと誘った。

父親の後押しもあり、ロジーはアレックスと共にボストンへ行く決心を固めた。

そんなある日、パーティーにお互い別の異性と共に参加することになった。ロジーはクラスで人気のグレッグと共に参加し、一夜を共にした。

それから数日後、原因不明の吐き気を催し、薬局に行く。店員の勧めで妊娠検査薬を試してみると、妊娠が発覚する。父親は間違いなくグレッグである。

両親がカトリック教徒ということもあり、中絶はできない。

ロジーもアレックスも大学入試が決まっていたが、ロジーだけは諦めざるを得なかった。

しかし、アレックスを巻き込むまいと、妊娠のことは告げずにボストンへと見送った。

幼馴染との恋愛物語、さらに互いにすれ違うというストーリーは、珍しいものではない。

しかし、本作の主人公であるロジーとアレックスは尋常ではないほどすれ違う。

互いを意識し始めた思春期にすれ違って、妊娠してすれ違って、出産してすれ違って・・・という様に幾度となくすれ違う。

妊娠して夢をあきらめて、好きな男とすれ違うと聞くと、なんと切ないストーリーだっと思うかもしれないが、本作はシリアスな恋愛映画というよりは、ラブコメディーに近い明るいストーリーになっている。

子育てに恋愛に日々奮闘するロジーの姿を、笑いあり感動ありで楽しく観れる映画である。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
ロージー・ダン リリー・コリンズ
アレックス・スチュワート サム・クラフリン
グレッグ クリスチャン・クック
ルビー ジェイミー・ウィンストン
ベサニー スキ・ウォーターハウス
サリー タムシン・エガートン
フィル ジェイミー・ビーミッシュ
監督 クリスチャン・ディッター
脚本 ジュリエット・トウィディ
原作 セシリア・アハーン
「愛は虹の向こうに」
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