マイノリティ・リポート

 

2002年公開のSFサスペンス映画。監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演トム・クルーズということで、公開当時話題になった映画である。アクションシーンなど危険なシーンも自身でこなすことで有名なトム・クルーズだが、撮影前にスピルバーグ監督から「君がやるべきスタントは私が決める」くぎを刺されたという。

本作は、フィリップ・K・ディックのSF短編小説「少数報告」を原作として作られている。フィリップ・K・ディックの小説が原作となった映画は「ブレードランナー」「トータル・リコール」「スキャナー・ダークリー」など、大ヒット作が数多くある。

2054年の近未来を描いているが、街並みや室内の様子から科学技術は現実よりもかなり進歩しているという設定になっている。しかし、トヨタ自動車の「レクサス 2054年モデル」が登場するなど小道具がこだわって作られているため、全く別世界という印象を受けずに近未来と受け入れやすい映画となっている。

続編として同名のテレビドラマが2015年に放送されているが、ドラマシリーズにはトム・クルーズは出演しておらず、プリコグがメインのストーリーとなっている。

あらすじ

「プリコグ」と呼ばれる3人の予知能力者たちで構成された殺人予知システム。それに従って予防的治安維持機能を遂行する犯罪予防局によって、システムの導入以後、西暦2054年のワシントンD.C.の殺人発生率は0%になったと報告されていた。

犯罪予防局の刑事ジョン・アンダートンは、6年前に息子のショーンが誘拐殺害されたのをきっかけに、犯罪予防にのめり込むようになっていた。息子を失ったトラウマから、その仕事に対する執着心は病的とも言えるもので、苦痛から逃れるため薬物にも手を出していたほど。ある日、システムの全国規模での導入に対する国民投票が行われることとなり、司法省調査官のダニー・ウィットワーが局を訪れ、システムの完全性の調査が始まった。調査が行われる中、プリコグの一人アガサが突然ジョンに過去の事件の映像を見せてきた。プリコグは稀にこうした「エコー」と呼ばれる現象を起こすのだが、気になったジョンがその事件について調べると、アガサの予知の記録映像だけが削除されていた。ラマー・バージェス局長にそのことを報告するが、結論は出なかった。

引用:Wikipedia

預言者の未来予想によって、起こりうる殺人事件を事前に察知し防止するという設定。本作はジョン・アシュクロフト司法長官により、9.11以降アメリカ政府が国民の情報を管理しようとしていたことに対しての政治的問いかけを含んでいる。

とはいえ、トム・クルーズのアクションとミステリアスなストーリーによって、政治的な要素をあまり感じさせないように作られている。

若干古めの映画ですが、まったく古さを感じず最後までハラハラしながら楽しめる映画となっている。

原作がフィリップ・K・ディックということでラストの展開はあっと驚くものになっている。

キャスト・スタッフ

ジョン・アンダートン:トム・クルーズ

ダニー・ウィットワー:コリン・ファレル

アガサ:サマンサ・モートン

ラマー・バージェス局長:マックス・フォン・シドー

アイリス・ハイネマン博士:ロイス・スミス

エディ・ソロモン医師:ピーター・ストーメア

ギデオン:ティム・ブレイク・ネルソン

ジャッド:スティーヴ・ハリス

ララ・クラーク:キャスリン・モリス

ウォリー:ダニエル・ロンドン

フレッチャー:ニール・マクドノー

ノット:パトリック・キルパトリック

監督:スティーヴン・スピルバーグ

脚本:ジョン・コーエン、スコット・フランク

原作:フィリップ・K・ディック

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