モーテル

2007年に公開されたスリラーホラー映画。監督は「プレデターズ」(2010)のニムロッド・アールトンである。

ニムロッド・アールトン監督のハリウッド進出作品として、「レヴェナント 蘇えりし者」のマーク・L・スミスが8年間構想を練った脚本を映画化した。

製作当初は主人公の妻はサラ・ジェシカ・パーカーが演じる予定だったが、紆余曲折あり最終的にケイト・ベッキンセイルが演じることとなった。

デビュー当時から「絶世の美女」と呼ばれ、「トータルリコール」「アンダーワールド ブラッド・ウォーズ」に出演し、今注目されている女優である。

本作の続編として「モーテル2」が2009年に公開されているが、本作の前日談となり、登場人物などが一新されている。

あらすじ

ある夜、デイヴィッドとエイミー夫婦は、エイミーの実家からの帰路についていた。

不慮の事故で息子を亡くして以来、二人の関係は冷めきってしまっていた。しかし、実家では仲の良い夫婦を演じていたのだ。

その疲れもあってか、車内の空気は重たいものだった。

運転していたデイヴィッドは、道の真ん中にいたアライグマを避けるため、急ハンドルを切った。

車はスリップしたが、事故には至らず運転を再開した。

それから少し走った時、エンジンが異音を発し始めた。アライグマを避けた時に、エンジンが故障してしまったのだろうか。

運よく目の前にガソリンスタンドがあった。深夜にもかかわらず、ガソリンスタンドにいた整備士にエンジンを点検してもらうことができた。

少し不調はあるが大丈夫だと言われ、安心して再出発することにする。

ところが、ガソリンスタンドから少し走ったところで、エンジンが止まってしまった。キーを回してもエンジンはかからず、さっきのガソリンスタンドに歩いて引き返すことにした。

ガソリンスタンドには整備士の姿がなかったので、仕方なく併設したモーテルに1泊し、次の日に整備士に車を見てもらうことにした。

お世辞にもキレイとは言えない部屋だったが、一晩の辛抱だと二人はベッドに横になった。

その時、隣の部屋から扉をたたく音がした。

止めるように呼び掛けるが全く返事がなく、フロントに苦情を言いに行くことにした。

モーテルのオーナーは、二人以外は宿泊していないというのだった。

ホラースリラー映画だが、単に逃げるだけでなく、夫婦二人で反撃しながら逃げるので、恐怖と爽快感の合わさった不思議な映画である。

逃げるために計画を練り実行するが、敵に阻まれてしまう。さらに、別の手を考えて実行する。

ある意味で、泣き叫んで追い詰められるだけの映画よりも、どんな手を尽くしても逃げられないのではという方が恐怖感が増すように思える。

ちなみに、タイトルにもなっている「モーテル」とは、幹線道路沿いにある、車での旅行者向けの簡素な宿泊施設である。

日本でいうラブホテルと表現されることもあるが、どちらかといえば質素なビジネスホテルというイメージの方が正しいかと思う。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
デイヴィッド・フォックス ルーク・ウィルソン
エイミー・フォックス ケイト・ベッキンセイル
メイソン フランク・ホエーリー
自動車修理工 イーサン・エンブリー
殺人鬼 スコット・G・アンダーソン
監督 ニムロッド・アーントル
製作 ハル・リーバーマン
脚本 マーク・L・スミス
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