パンドラム

2009年公開のSFスリラー映画。

クリスチャン・アルバートという新鋭の監督の作品だが、プロデュースを「バイオハザード」シリーズなどのポール・W・S・アンダーソンが担当している。

主演はベン・フォスター。クリス・パイン主演の「ザ・ブリザード」などに出演している。

その他には、「エデンより彼方に」などのデニス・クエイドや、本作で英語を話す役に初挑戦となるアンチュ・トラウェなどが出演している。

タイトルにもなっている「パンドラム」とは、宇宙船の乗員が発症する精神疾患のことである。宇宙での任務で、極度の緊張状態となり不安やストレスが溜まり発症するとされている。

実際にはパンドラムという名称の疾患は存在しないが、宇宙での作業で精神疾患を患うことはあるようだ。

真偽は不明だが、アポロ13号の乗組員も、地球へ帰還後精神疾患になったという話もある。

あらすじ

2174年、地球の人口は増加しすぎ、人類を賄う水と食料は残されていなかった。

慢性的な食糧不足により、終わりが見えない戦争が続いていた。

その問題を解決するため、人類は第二の地球を求め宇宙へ旅立つことにした。

地表に水と生物が確認された地球型惑星「タニス」へ向けて、6万人の人類と動植物を乗せた宇宙船エリジウムが発進した。

しかし、惑星タニスまでは、123年もの長旅になる。

そのため、数名の乗員をのこし、人々はコールドスリープ装置に入り、タニス到着を待つことになる。

乗員は数年ごとに交代でコールドスリープ装置に入ることになった。

バウアー伍長は任務期間が来たため、コールドスリープ装置が作動し冬眠状態から目覚めた。

冬眠状態の後遺症で記憶が混乱していたが、他に目覚めた乗員がいないことから、宇宙船が異常事態であることを察知した。

周囲を調べるが、電源が入らずドアもあかない状態だった。

その時、もう一人冬眠状態から目覚めた乗員がいた。バウアー伍長と同じチームの上司であるペイトン中尉が目覚めた。

二人は宇宙船の状態を調べるために、指令室に向かうことにする。

Amazonのカテゴリーではアクションに分類されているが、内容的にSFアクションとは言い難い。どちらかといえば、SFホラー映画かSFスリラー映画といった方が良いかと思う。

また、ポール・W・S・アンダーソンがプロデューサーとはいえ、監督は新鋭ドイツ監督なので、B級映画に分類される。

そのため、ストーリーやアクションに過度の期待は禁物である。

とはいえ、ワープ装置がついていない宇宙船など設定として面白い部分も多く見られる。

B級映画に突っ込みながら気楽に楽しめる人や、少し怖いB級映画を楽しみたい人におすすめできる映画である。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
ペイトン中尉 デニス・クエイド
バウアー伍長 ベン・フォスター
ギャロ伍長 キャム・ギガンデット
ナディア アンチュ・トラウェ
マン カン・リー
リーランド エディ・ローズ
シェパード ノーマン・リーダス
監督 クリスチャン・アルヴァート
脚本 トラヴィス・ミロイ
製作 ポール・W・S・アンダーソン
ジェレミー・ボルト
ロバート・クルツァー
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