プリズナー

2008年に公開された修復的司法を題材としたドラマ映画。

日本では劇場未公開だが、2013年にWOWOで放送され、同じ年にDVDが発売された。

修復的司法とは、「ある犯罪の当事者が一堂に会し、犯罪の影響や今後のことを話し合い解決していくプロセス」と定義されている。簡単に言うと、加害者や被害者、その家族が面会して話をするということだ。

一般的に加害者が被害者と面会することはできないが、それをすることで、再犯の防止や後遺症の軽減につながると言われている。

日本でも修復的司法の取り組みはされているが、被害者が加害者と面会するという大きな壁をこえられず、活動を推進しているNPOが解散してしまうなど、まだまだ世の中に浸透するには難しいシステムかもしれない。

あらすじ

貧しい育ちのソールは、貸倉庫業の会社に勤めていた。

職はあるものの、持病の父親を養う費用と、ギャンブルによる負債で日々の生活もままならないほどに困窮していた。

ギャンブルで作った借金の返済のために、勤め先の貸倉庫から客の物品を盗んでしまう。そのことが雇い主にばれてしまい、即刻解雇され街から出ざるを得なくなった。

借金の返済のために友人を訪ねるが金は借りられず、困った挙句に車泥棒をしてしまう。

すぐに、持ち主に見つかり未遂に終わるが、結局借金返済の目途は立たず途方にくれる。

追い詰められたソールは、偶然目の前にあったスーパーに強盗目的で押し入ることにした。

レジ係と揉めているうちに、銃を発砲してしまいレジ係を撃ってしまった。

慌てたソールは近くにいた少年ジェシーを人質に取り逃走を試みた。

ジェシーをトランクに押し込み車を走らせていたが、運転を誤り事故を起こしてしまう。トランクのジェシーを置き去りにして逃走しようとしたが、すぐ警察に逮捕された。

最悪なことに、トランクのジェシーは事故の衝撃で命を落としてしまう。

逮捕されたソールに死刑を言い渡された。

被害者遺族であるジェシーの母親アナはソールの死刑が執行される刑務所へと向かう。

困窮したソールが盗みを働き、挙句にレジ強盗を働き店員を射殺、人質に取った少年を逃走中に事故で死亡させた上置き去りにするという、どうしようもなく絶望的なストーリーなので、映画全編通して暗い内容になる。

近年注目を集めているジェレミー・レナーの主演作ではあるが、ミッションインポッシブルのような派手さはないので、そちらに期待している方は要注意である。

本編の最後に修復的司法による再犯率の低下がテロップで紹介されているが、ソールは死刑囚なんですがっと思ったのは私だけでしょうか・・・。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
アナ・ニコルズ ミニー・ドライヴァー
ソール・グレガー ジェレミー・レナー
ジェシー・ニコルズ ボビー・コールマン
スティーヴン牧師 アダム・ロドリゲス
監督 チャールズ・オリヴァー
脚本 チャールズ・オリヴァー
製作 チェット・トーマス
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