リセット

 

2010年に公開されたホラー映画。ゾンビや幽霊は出てこず、人が次々と消えていく状況で恐怖を誘うパターンのホラーである。

主演はヘイデン・クリステンセン。ケヴィン・クライン主演映画「海辺の家」でゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートし演技が評価され、2002年には「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」でアナキン・スカイウォーカー役に抜擢され世界で名を知られることとなる。しかし、ゴールデンラズベリー賞を受賞してしまう。

また、スターウォーズで共演したナタリー・ポートマンと交際し「スターウォーズカップル誕生」と騒がれたが、撮影終了後は映画の内容と同じくかなわぬ恋に終わってしまった。

助演をつとめるのはタンディ・ニュートン(「2012」など)、ジョン・レグイザモ(「悪の法則」など)となっている。

あらすじ

映画館に勤めるポールは、その日もいつもの様に映画を上映していた。

映画上映中に停電が発生した。突然の出来事に戸惑ったが、すぐにライトをつけて周辺を調べるポールだったが、目を疑う光景が広がっていた。観客やスタッフなどあらゆる人が衣服だけをその場に残し姿を消していた。

悪い冗談だと思い劇場内を調べて回るが、人はどこにもおらず衣服だけが床に散乱していた。

同じ頃、理学療法士であるローズマリーが勤める病院でも停電が起きていた。すぐに病院内をしらべたが、ローズマリー以外の人は忽然と姿を消していた。

どうやら街全体が停電していたようだ。

何も知らずに、いつもの様に目覚ましの音で目を覚ましたルークだったが、マンションのエントランスで異変に気が付いた。町中の人が衣服を残して姿を消していた。

それから72時間が経過した頃、車を探して街を歩き回っていたルークは、明かりのついたバーを発見した。自家発電により明かりがついているようだった。そこにいたのはジェームスという少年ただ一人だけ。

時を同じくしてバーを発見したローズマリーが入ってきた。取り乱した様子のローズマリーをルークはなんとかなだめた。

その時、不意にローズマリーはバス停に人影を見る。調べに行くと頭から血を流したポールだった。

4人は身を寄せ合うようにバーにこもるが、自家発電の燃料がわずかしか残されていないので、バーを出て違う街へ向かうことを決める。

人が闇に飲み込まれ消えてしまうというホラーな内容になっている。服や帽子などが残されているという演出もなかなかに恐怖を誘うものである。

本作はロアノーク植民地で起きた事件をもとに作られている。作中にも少し解説があるが、ロアノーク植民地の開拓者が失踪したという事件である。男90人・女17人・子供11人が痕跡も残さず消え、残された手がかりは「クロアトアン(CROATOAN)」という言葉のみという事件である。(謎の事件といわれているが、捜索されなかったため謎のままというオチなのだが)

本作のレビューはかなりの酷評となっている。おそらく邦題の「リセット」が内容にそぐわないことと、Amazonなどのあらすじが全く本筋とずれているからであろう。

ネタバレはあまりしたくないのだが、本作はパニックホラー映画であってサスペンスやミステリー映画ではない。その点を念頭に置いて観ていただけるとよいかとおもう。

ホラー好きでゾンビや幽霊に飽きたという人にオススメである。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
ルーク ヘイデン・クリステンセン
ローズマリー タンディ・ニュートン
ポール ジョン・レグイザモ
ジェームズ ジェイコブ・ラティモア
ブリアナ テイラー・グルーサイス

監督 ブラッド・アンダーソン
脚本 アンソニー・ジャスウィンスキー
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