ロッキー

1976年に公開された「ロッキー」シリーズの1作目。

当時、全くの無名だったシルヴェスター・スタローンが、世界ヘビー級タイトルマッチ「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」を観戦した直後、3日で書き上げた脚本が映画化されたものである。
観戦した試合の内容は、本作のストーリーと同じく、チャンピオンであるモハメド・アリに挑戦した無名のボクサーチャック・ウェプナーが一矢報いて、有名ボクサーへとのし上がったというものである。

無名俳優が書いた脚本だったが、プロダクションに気に入られ破格の値段が付いたと言われている。しかし、シルヴェスタ・スタローンが自らの主演にこだわったため、ギャラや製作費は非常に少なくなった。

公開当時は「アメリカン・ニューシネマ」と呼ばれる比較的暗い内容の映画が主流であったが、「ロッキー」公開によって「個人の努力で成り上がる」「アメリカンドリーム」が主流に変化したと言われている。

まさに、映画史に残る作品といえる。

あらすじ

フィラデルフィアに暮らすロッキー・バルボアは、ボクシングの賞金で生活していた。
しかし、賞金だけでは暮らせず、闇金の集金係で日銭を稼いでいた。

そんな自分に不満を抱きながら日々を送っていた。

落ちぶれたロッキーの姿を見たトレーナーのミッキーに「腐ったトマトだ」と罵倒し、愛想を尽かされてしまった。

そんなロッキーだったが、毎日欠かさずにしていることがあった。それはペットショップ通いだ。
目当てはそこで働くエイドリアンという女性だった。親友ポリーの妹で、内気な性格を何とかしてほしいとロッキーに紹介したのだった。

ロッキーとエイドリアンは不器用ながらも、少しづつ互いの距離を縮めていった。

ある日のこと、世界チャンピオンのアポロ・クリードが、無名ボクサーと試合すると発表した。アポロが指名した相手はロッキーだった。

ロッキーはサウスポーであることや、自分は三流であることを理由に試合を断っていたが、アポロの強引な手段で、試合が決定してしまう。

愛する人のため、自らの力の証明のための戦いが始まる。

ストーリーはアメリカンドリームを絵にかいたような内容で、三流のボクサーがチャンスをつかみ成り上がるというものである。

ストーリーはシンプルで、汚いセリフもあるが、なぜか感動してしまう。

セリフがないシーンでも「なるほどな」と頷けたり、説明がなくてもロッキーがどう思っているか観客がわかるように、上手く演出で表現されている。

この辺りが、シリーズ1作目にして最高傑作といわれる所以なのだろう。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
ロッキー・バルボア シルヴェスター・スタローン
エイドリアン タリア・シャイア
ポーリー バート・ヤング
ミッキー バージェス・メレディス
アポロ・クリード カール・ウェザース
監督 ジョン・G・アヴィルドセン
脚本 シルヴェスター・スタローン
製作 アーウィン・ウィンクラー
ロバート・チャートフ
製作総指揮 ジーン・カークウッド
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