ロッキー2

1979年に公開された「ロッキー」シリーズの2作目。

前作はジョン・G・アヴィルドセンが監督をつとめていたが、本作はシルヴェスタ・スタローンが担当し、脚本と主演を合わせ3役を担当することになる。

アメリカンドリームを見事に表現した前作が大ヒットし、ハリウッドスターになったシルヴェスタ・スタローンがメガホンをとったシリーズ新作で話題となったが、興行成績では前作を上回ることができなかった。

しかし、試合のシーンなど前作を上回るものとなっているので、観客や批評家からの評価は高い。

あらすじ

アポロ・クリードとの壮絶な戦いの末、惜しくも敗れてしまったロッキーだったが、観客からは健闘をたたえる大きな声援が送られた。

エイドリアンと共に会場を後にするロッキーは、そのまま入院することになった。
自慢の鼻は治ったが、右眼に後遺症が残ってしまった。

長い入院生活を終え退院の日、CMの契約もせずに、エイドリアンと動物園へ向かう。ロッキーはそこでエイドリアンにプロポーズし、結婚することになった。

アポロ戦のファイトマネー、CMの契約金が入ったロッキーは、新しい家に移り、新しい車を買い自由な生活を手に入れた。しかし、右眼が悪くなった今、ボクサー以外の職を探さなければならなかった。

学歴も資格もないロッキーを雇う企業はなく、ポリーに紹介してもらった精肉店の職も人員整理のため解雇されてしまう。

自分にはボクシング以外なにもないと思い始めたころ、ロッキーを挑発するアポロの姿がテレビで放送されていた。

アポロ戦で健闘しスターになったが、愛するエイドリアンのために、ボクシングから身を引き安定した職を探そうとするロッキーに共感した男子は多いのではないか。

さらに、ボクシングしかないと気づき立ち上がったロッキーを止めるエイドリアンに共感した女子も多いのではないか。

アメリカンドリームの体現とまでいわれたシンプルなストーリーの前作とは違い、ロッキーの心情を細かく描こうとしている印象を受けた。
そのうえで、前作同様の熱い映画に仕上がっている。定番のトレーニングシーンで「ロッキーのテーマ」をバックにフィラデルフィア美術館のロッキーステップを駆け上がるシーンなどは、やはり鳥肌ものである。

ちなみに、前作「ロッキー」の脚本のもととなったチャック・ウェプナーがセリフのあるしっかりとした役で出演する予定だったが、撮影当日に酔っぱらった姿で現れ、セリフもまともに話せなかったため、出演がなくなったという裏話もある。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
ロッキー・バルボア シルヴェスター・スタローン
エイドリアン タリア・シャイア
ポーリー バート・ヤング
ミッキー バージェス・メレディス
アポロ・クリード カール・ウェザース
監督 シルヴェスター・スタローン
脚本 シルヴェスター・スタローン
音楽 ビル・コンティ
撮影 ビル・バトラー
プロデューサー アーウィン・ウィンクラー
ロバート・チャートフ
編集 ダンフォード・B・グリーン
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