ロッキー3

1982年に公開された「ロッキー」シリーズの3作目。

前作に引き続き監督・脚本・主演の三役をシルヴェスタ・スタローンが担当している。

製作当初は本作でシリーズ完結の予定だったので、ミッキーの死やアポロとの友情など主要人物との関係が深く描かれている。しかし、次作も公開され、結局6作目まで製作されることになった。

ハルクホーガンやミスターTの登場でヒット映画となった一方で、ロッキー像やロッキーが英雄と呼ばれることに対するファンの批判もあった。

とはいえ、ロッキー像は今後のシリーズでも重要なシーンに用いられるようになったり、フィラデルフィアの観光に貢献したりと、話題性はある映画であった。

ちなみに、「ランボー」の撮影が控えていたために、専属のトレーナーによる食事制限とトレーニングをして、肉体改造に取り組んでいる。
そのため、シリーズの中で一番シルヴェスター・スタローンがマッチョである。

あらすじ

アポロとの再戦を制しヘビー級チャンピオンとなったロッキーは、10度の防衛に成功し、国民的人気ボクサーとなった。

また、ハルクホーガンとのチャリティーマッチなどで寄付をし、フィラデルフィアの英雄とまで呼ばれるようになった。

そんなロッキーに挑戦すべく実力をつけたクラバー・ラングは着々と勝利を重ね、世界ランク1位に上りつめた。しかし、クラバーの挑戦を受けようとしないロッキーを、フィラデルフィア美術館のロッキー像の除幕式で、挑戦に応じさせるために挑発した。

クラバーの挑発に乗り挑戦を受けようとするロッキーだったが、ミッキーは挑戦を受けるのならトレーナーを降りると言う。

そんなミッキーを何とか説得し、クラバーとの防衛線が決定した。

いよいよ試合開始という中、入場直前にミッキーが心臓発作で倒れてしまう。ミッキー抜きでクラバーと戦うが、2ラウンドであえなく敗れてしまう。

すぐにミッキーの元へ急ぐが、ミッキーの容体は悪く、控室で息を引き取ってしまう。

失意の底にいたロッキーの前に現れたのは、ライバルであり親友でもあるアポロだった。

シリーズ7作目の「クリード/チャンプを継ぐ男」で、ドニーがロッキーを訪ねた理由も、ロッキーがドニーのトレーナーになった理由も、本作あってこそである。

また、「クリード」のセリフに本作の内容がでてくるため、「クリード」を深く楽しみたいと思った方は必見の映画かと思う。

ロッキーシリーズお馴染みの、「試合が決まる → トレーニングしながら悩む → 吹っ切れる → 本気トレーニング」という流れは健在である。

しかし、「またこのパターンか」という印象は受けず、不思議と受け入れてしまうのがロッキーマジックなのかもしれない。

英雄になったロッキーが、どうやってハングリーな若手に挑んでいくかが見どころである。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
ロッキー・バルボア シルヴェスター・スタローン
エイドリアン タリア・シャイア
ポーリー バート・ヤング
アポロ・クリード カール・ウェザース
ミッキー バージェス・メレディス
クラバー・ラング ミスター・T
サンダー・リップス ハルク・ホーガン
デューク トニー・バートン
ロッキー・ジュニア イアン・フリード
監督 シルヴェスター・スタローン
脚本 シルヴェスター・スタローン
音楽 ビル・コンティ
撮影 ビル・バトラー
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