リリーのすべて

 

2015年に公開された伝記映画。

世界初の性別適合手術を受けた人物リリー・エルベを題材とした、デヴィッド・エバーショフによる小説「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」を原作として作られた。

監督は「英国王のスピーチ」や「レ・ミゼラブル」で有名なトム・フーパー監督、主演は「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」でも主演を務めたエディ・レッドメインとなっている。

2005年頃に原作を読んだニコール・キッドマンが企画を立ち上げた。ニコール・キッドマン自らプロデューサーとなり、配給会社なども決定していたが結局実現せずに終わる。

2009年に再び映画化の話が出たが、製作費などの都合で企画が進まず。2010年には助成金の話もでたが、撮影は開始されなかった。

2014年にようやく監督がトム・フーパーに決まり撮影が開始され、2015年にようやく公開された。

企画立ち上げから約10年かけ公開された本作は大ヒットとなり、アカデミー助演女優賞など数多くの賞を受賞した。

あらすじ

1926年のデンマークの首都コペンハーゲン。

肖像画家のゲルダ・ヴェイナーは、風景画家の夫・アイナーと暮らしていた。ゲルダの画家としての名声はアイナーに及ばなかった。

ある日、ゲルダが制作中の絵(女性ダンサー)のモデルが来られなくなり、アイナーに脚部のモデルを頼む。それを見たゲルダは、冗談でアイナーを女装させ、「リリー」という名の女性として知人のパーティーに連れて行ったが、リリーが男性と親しげにする姿に当惑する。

引用:Wikipedia

小さなことがきっかけとなり、アイナーの心に眠る女性が目ざめるというストーリー。1926年当時に性同一性障害の人達がどのように生きていたのかが伺える映画となっている。

本作はリリー・エルベの自伝に基づいて書かれた小説「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」が原作となっている。そのため全てが史実通りというわけでなく、リリーが女性として暮らすようになった時期や本作の結末は脚色によるものである。

とはいえ、二年連続でアカデミー賞主演男優賞にノミネートした主演のエディ・レッドメインをはじめ、豪華なキャストによる迫真の演技はかなりの見ものです。

キャスト・スタッフ

アイナー・ヴェイナー / リリー・エルベ:エディ・レッドメイン

ゲルダ・ヴェイナー:アリシア・ヴィキャンデル

ハンス・アクスギル:マティアス・スーナールツ

ヘンリク・サンダール:ベン・ウィショー

ウラ:アンバー・ハード

ヴァルネクロス:セバスチャン・コッホ

エルサ:エメラルド・フェネル

ラスムッセン:エイドリアン・シラー

監督:トム・フーパー

脚本:ルシンダ・コクソン

原作:デヴィッド・エバーショフ

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