世界侵略:ロサンゼルス決戦

2011年公開のSFアクション映画。日本では東日本大震災が発生した3月11日が公開日だったため、半年延期となった映画である。

監督は「タイタンの逆襲」(2012)のジョナサン・リーベスマン監督、主演は「ダークナイト」トゥーフェイス役が有名なアーロン・エッカートである。

ロサンゼルスが舞台となっているが、撮影のほとんどはルイジアナ州の特設セットで行われている。

同時期に先に公開された本作と同じく、ロサンゼルスがエイリアンに侵略されるという内容の「スカイライン-征服-」の撮影に、特設セットなどが流用されたとひと悶着あったことも話題となった。

撮影はロサンゼルスで行われなかったが、エキストラなどは海兵隊の協力で、現役の兵隊が出演している。

あらすじ

謎に包まれた「ロサンゼルスの戦い」から69年が過ぎた2011年、流星群が地球に降り注ぐとNASAが発表した。

NASAの設備でも流星群の軌道も読めず、市民は落下予想地点から逃げることしかできなかった。

軍は市民の避難誘導のため、ほぼすべての兵士が出動していた。海兵隊に所属するナンツ二等軍曹も避難誘導のため出動することになった。

出動する兵士たちは、テレビのニュースで落下地点の様子を見ていた。流星は自ら軌道を変え、落下寸前に速度を落として着地しているように見えた。

ただの隕石の落下災害ではないと皆が感じ始めたとき、テレビに衝撃の映像が流れた。

落下した隕石から未確認物体が出てきて、街を攻撃し始めたのである。

未確認物体の攻撃はロサンゼルスにだけでなく、世界各地の沿岸都市が、次々と襲われていた。

「ロサンゼルスの戦い」とは、第二次世界大戦中に実際に起きた事件である。

ロサンゼルス上空に飛行物体を探知したアメリカ軍が、日本軍の航空攻撃として対空攻撃を中心とした迎撃戦を開始し、その様子がラジオなどで放送されアメリカ全土がパニックになったというものである。

しかし、日本軍にロサンゼルスを攻撃したという記録がなく、未だに謎に包まれた事件で、保守派が故意に航空機を飛ばした説やUFOの飛来とする説など様々な憶測が飛び交っている。

そんな、ロサンゼルスの戦いを題材とした一種のモキュメンタリー映画ともいわれる本作は、演出などがよくあるエイリアン襲撃映画とは違っている。

本作は戦争映画的な演出が多く、軍隊とエイリアンの戦争映画と言われることがある。

もし、本当にエイリアンがアメリカに侵攻したら、軍はこんな感じで迎撃するのだろうな、という感じに観ていただけると存分に楽しめるかと思う。

ちなみに、本作にはR&B歌手のニーヨが出演している。音楽やダンスと関係のない映画に出演するのは初めてにもかかわらず、軍医という難しい役に挑戦している。そんなニーヨの演技にも注目である。

キャスト・スタッフ

役名 キャスト
マイケル・ナンツ二等軍曹 アーロン・エッカート
ウィリアム・マルチネス少尉 ラモン・ロドリゲス
リー・イムレイ伍長 ウィル・ロスハー
スコット・グレイストン伍長 ルーカス・ティル
ジェイソン・ロケット伍長 コリー・ハードリク
ケヴィン・ハリス伍長 ニーヨ
ニック・スタヴロー伍長 ジーノ・アンソニー・ペシ
ピーター・カーンズ上等兵 ジム・パラック
スティーブン・モトーラ上等兵 ジェームズ・ヒロユキ・リャオ
ゲレロ上等兵 ニール・ブラウン・Jr.
シモンズ上等兵 テイラー・ハンドリー
ショーン・レニハン一等兵 ノエル・フィッシャー
アドゥクゥ衛生下士官 アデトクンボー・マコーマック
エレナ・サントス技能軍曹 ミシェル・ロドリゲス
ミッシェル ブリジット・モイナハン
ジョー・リンコン マイケル・ペーニャ
監督 ジョナサン・リーベスマン
脚本 クリストファー・バートリニー
製作 ジェフリー・チャーノフ
ニール・H・モリッツ
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