ワールド・トレード・センター

 
2006年に公開されたノンフィクション映画。2001年9月11日にワールド・トレード・センターで起きた、テロ事件の被害者の証言を基につくられている。

監督は「プラトーン」や「JFK」などノンフィクション・伝記映画を数多く世に出しているオリバー・ストーン監督である。

アドバイザーとして本作の主人公ジョン・マクローリン、ドナ・マクローリン(本人)が参加している。

事件当日の再現を徹底し、被害者の証言に忠実に作られており、ニコラス・ケイジがビル崩壊寸前に別の警官と話すシーンを、消防隊員に変更しストーリー的に違和感のないように演出しようとした監督に対し、アドバイザーの二人が猛反対した。結局監督が折れることになり、警官と話すシーンとなった。

セットは実物大のものを作り崩壊させることで、事件当日の恐怖を映画で表現している。

日本でいう「阪神大震災を知らない世代」のように、「同時多発テロを知らない世代」も増えていく。その中で、事件を風化させないために必要な映画ではないだろうか。

あらすじ

2001年9月11日。ニューヨークは、いつもと同じ朝を迎えていた。港湾局警察に勤めるベテラン巡査部長のジョン・マクローリンや、同じく港湾局警察に勤めるウィル・ヒメノをはじめ、警察官たちも普通に業務を開始した。

だが、午前8時40分過ぎ、突如、タワー1(北棟)に、アメリカン航空11便が激突した。続いてタワー2(南棟)にも、ユナイテッド航空175便が激突。アメリカ国民だけでなく世界中の人が我が目を疑った。

ジョンたちは、上層階に取り残された人々を避難誘導すべく、さらなる恐怖が迫っているとも知らずに部下たちと共にタワーへ向かった。

引用:Wikipedia

映画内では説明されていないが、事件全体の流れは、まず北棟に航空機が激突し、次に南棟に別の航空機が激突する。激突部分を中心に火災が広がり、火災の熱で鉄骨の強度が減りビル全体が一気に崩れるという流れである。

ニコラス・ケイジ演じるジョン・マクローリンが現場に入ったのは、火災が発生してビルが崩落する寸前になる。

崩落したビルのしたに生き埋めになったジョン・マクローリンとウィル・ヒメノが助けられるまでを描いたストーリーを忠実に再現した映画である。

事件の様子やその日のニュース、世界の混乱を再現したもので、ストーリーにドラマ的なものはなく単調なものである。

そのような要素に期待せず、事件のことを知りたいという人にオススメする映画である。

キャスト・スタッフ

ジョン・マクローリン:ニコラス・ケイジ

ウィル・ヒメノ:マイケル・ペーニャ

ドナ・マクローリン:マリア・ベロ

アリソン・ヒメノ:マギー・ジレンホール

スコット・ストラウス:スティーヴン・ドーフ

アントニオ・ロドリゲス:アルマンド・リスコ

ドミニク・ペズーロ:ジェイ・ヘルナンデス

デイブ・カーンズ:マイケル・シャノン

アリソンの祖母:ジュリー・アダムス

監督:オリバー・ストーン

脚本:アンドレア・バーロフ

原案:ジョン・マクローリン、ドナ・マクローリン、ウィル・ヒメノ、アリソン・ヒメノ

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